コミュニティ版から企業版への変更

現在のインストール状況に応じて、コミュニティ版をアップグレードする方法は複数あります。いずれの場合も、基本的なガイドラインは次の通りです。

  • コミュニティデータベースをバックアップします

    ../../_images/db_manager.png
  • サーバをシャットダウンします

  • web_enterpriseモジュールをインストールします

  • サーバを再起動します

  • Odoo企業版サブスクリプションコードを入力します

../../_images/enterprise_code.png

Linuxでインストーラを使用

  • コミュニティデータベースをバックアップします

  • Odooサービスの停止

    $ sudo service odoo stop
    
  • 企業版 .debをインストールします(コミュニティ版パッケージを上書きしてインストールします)。

    $ sudo dpkg -i <path_to_enterprise_deb>
    
  • データベースを企業版パッケージに更新するには、次の手順を使用します。

    $ python3 /usr/bin/odoo-bin -d <database_name> -i web_enterprise --stop-after-init
    
  • 通常と同じ方法で認証を行うことで、Odoo企業版インスタンスに接続できるはずです。 その後、フォーム入力に電子メールで受け取ったコードを入力することで、データベースをOdoo企業版サブスクリプションにリンクすることができます。

Linuxでソースコードを使用

ソースを使用する際には、サーバを起動する方法は数多くありお好みの方法があるでしょう。セクションを通常のワークフローに適応させる必要があるかもしれません。

  • サーバをシャットダウンします

  • コミュニティデータベースをバックアップします

  • 起動コマンドの --addons-path パラメータを更新します(ソースインストール を参照)。

  • web_enterpriseモジュールをインストールするには、次のコマンドを使用します。

    $ -d <database_name> -i web_enterprise --stop-after-init
    

    データベースのサイズによっては、時間がかかる場合があります。

  • 3.の更新したアドオンパスでサーバを再起動します。インスタンスに接続できるはずです。次に、メールで受け取ったコードをフォーム入力欄に入力することで、データベースをOdoo企業版サブスクリプションにリンクできます。

Windows

  • コミュニティデータベースをバックアップします

  • Odooコミュニティ版をアンインストールします(インストールフォルダ内のアンインストール実行ファイルを使用)。PostgreSQLはインストールされたままになります。

    ../../_images/windows_uninstall.png
  • Odoo企業版インストーラーを起動し、通常の手順に従います。インストール先を選択する際、コミュニティ版のインストールフォルダを設定することができます(このフォルダにはPostgreSQLのインストールが含まれています)。インストール終了時に表示される Odooを開始 のチェックを外します。

    ../../_images/windows_setup.png
  • コマンドウィンドウを使用して、次のコマンドでOdooデータベースを更新します(Odooのインストールパスから、サーバサブフォルダ)。

    $ ..\python\python.exe odoo-bin -d <database_name> -i web_enterprise --stop-after-init
    
  • サーバを手動で起動する必要はありません。サービスは稼働しています。通常の認証方法を使用して、Odoo企業版インスタンスに接続できます。メールで受け取ったコードを入力フォームに入力することで、データベースをOdoo企業版サブスクリプションにリンクできます。