ウェブ連絡先フォームから案件を作成する¶
ウェブサイトに問い合わせフォームを追加すると、訪問者をリードや案件に簡単に変換することができます。訪問者が情報を送信すると、案件が自動的に作成され、指定の営業チームや営業担当者に割当てられます。
連絡先フォームのカスタマイズ¶
デフォルトでは、Odoo ウェブサイトの お問い合わせ ページには、あらかじめ設定されたお問い合わせフォームが表示されます。このフォームは、特定の販売チームのニーズに合わせて、必要に応じてカスタマイズすることができます。
編集 をクリックしてウェブエディタを開きます。ウェブページの本文にあるフォームビルディングブロックをクリックすると、右側のサイドバーにフォームの設定画面が開きます。右側のサイドバーの 送信元 セクションでは、お問い合わせフォームをカスタマイズするための以下のオプションを利用できます。
に移動し、画面右上の :
アクション: 問い合わせフォームのデフォルトのアクションは E メールを送信 です。ドロップダウンリストから 案件を作成 を選択して、CRM アプリに情報を取り込みます。
販売チーム: このフォームの案件を割当てたい販売チームをドロップダウンメニューから選択してください。このフィールドは、アクション フィールドが 案件作成 に設定されている場合にのみ表示されます。
販売担当者 :案件を特定の営業担当者に割り当てる場合は、ドロップダウンメニューから選択してください。このフィールドで選択を行わない場合、案件はチームの既存の規則に基づいて割り当てられます。
Marked Fields: use this field to alter how the form handles marked fields. The default option is to treat marked fields as Required, which is the recommended setting.
マーク記号: マークされたフィールド をどのように識別するかを指定します。デフォルトの文字はアスタリスク (
*
) です。ラベルの幅: 必要に応じて、このフィールドを使用してラベルのピクセル幅を変更します。
送信後の動作: 顧客がフォームを正常に送信した後、ページがどのように反応するかを選択します。何もしない は、同じ画面にとどまり、「送信が成功しました」という確認メッセージが表示されます。リダイレクト は、下の URL フィールドで指定したアドレスへ移動します。メッセージを表示 フォームが事前設定されたメッセージに置き換わり、「担当者ができるだけ早く対応します」といった内容を表示します。
URL: 送信後の動作 フィールドで リダイレクト を選択した場合にフォームの送信が成功した後に顧客を転送するウェブページの URL を入力します。
表示設定: 必要に応じて、ドロップダウンメニューを使用して、このフィールドの表示条件を追加して下さい。
重要
リード が CRM 管理設定で有効化されている場合、 案件作成 を選択することで代わりにリードが生成されます。リードを有効にするには、 に進み、 リード チェックボックスを有効にします。そして 保存 をクリックします。
連絡先フォームフィールドのカスタマイズ¶
フォームの設定に加えて、各フィールドの設定もカスタマイズできます。ウェブエディタのメニューを開いたまま、任意のフィールドをクリックすると、サイドバーに フィールド 設定セクションが表示されます。フィールドをカスタマイズするために利用できるオプションは以下の通りです:
タイプ: カスタムフィールドオプションまたは既存のフィールドタイプを選択します。
この項目で選択された内容により、顧客が情報を入力する際の形式が制限されます。入力タイプ: 顧客が入力すべき情報の種類を指定します。選択可能なオプションは、テキスト, Eメール, 電話番号, または Url です。この項目で選択された内容により、顧客が情報を入力する際の形式が制限されます。
ラベル: フィールド用の名前を入力して下さい。
位置: ラベルをフォーム内でどのように配置するかを選択します。ラベルは、非表示、フィールドの上、フィールドの左、または右寄せでフィールドの近くに表示することができます。
説明: トグルをスライドしてフィールドの説明を追加できます。この説明には、顧客向けの補足的な指示や案内を記載できます。フォーム上のフィールドの下部をクリックすると、説明を入力できます。
guilabel:
入力プレースホルダ
:電話番号やメールアドレスなど、書式(フォーマット)が重要な情報の入力方法が分かるように、ユーザーに向けた入力例を提示して下さい。デフォルト値: 顧客がこの項目に情報を入力しなかった場合に、フォームに自動的に入力される値を設定します。必須項目に既定値を設定することは推奨されません
必須: この項目を必ず入力する必要がある場合は、トグルをスライドして必須として設定します。
可視性: この項目を表示するかどうかを選択します。左側のボタンで、デスクトップユーザに対してこの項目を表示するか非表示にするかを選択します。右側のボタンで、モバイルユーザーに対して表示・非表示を選択します。
アニメーション: このフィールドにアニメーションが必要な場合に選択します。

案件を表示する¶
顧客が問い合わせフォームを送信し、案件が作成されると、フォーム設定 に基づいて案件が割当てられます。案件を表示するには、 に移動して下さい。
注釈
データベースでリードが有効化されている場合、お問い合わせフォームの送信は案件ではなくリードとして生成されます。リードを有効化するには、;menuselection:CRM アプリ --> 設定 --> 管理設定
に移動し、リード チェックボックスをオンにします。その後、保存 をクリックします。
Navigate to
to view the newly-created leads.自分のパイプライン ダッシュボードで、かんばんビューの案件カードをクリックして、案件レコードを開きます。顧客が送信した情報は、案件レコードに表示されます。
注釈
お問い合わせフォームの項目はカスタマイズ可能なため、フォームの情報が保存される案件レコードの項目も、それに応じて変化します。
事前設定されたお問い合わせフォームを使用する場合、件名 フィールドが タイトル フィールドに追加され、メモ フィールドの内容 (ご質問内容 と表示) が 内部メモ タブに追加されます。
関連項目