在庫管理¶

Odoo 在庫アプリでは、倉庫は異なる物理的な場所間での在庫の大まかな整理と分配を処理し、ロケーションは効率的な商品管理のために各倉庫内でのより詳細な内訳を提供します。

このドキュメントは在庫を使いこなすために必要な用語や概念の紹介しています。具体的な説明や動作例については、各ドキュメントのページを参照して下さい。

倉庫¶

倉庫 represent a physical place, with a physical address, where a company's items are stored.

ルートを設定して、倉庫内のプロダクトが顧客宛、仕入先から、倉庫内で、または倉庫間でどのように移動されるかをコントロールします。

ロケーション¶

Locations refer to specific areas within a warehouse, such as shelves, floors, or aisles. These are sub-divisions within a warehouse, and are unique to that warehouse. Users can create and manage numerous locations within a single warehouse to organize inventory more precisely.

ロケーションタイプ¶

Odooの ロケーションタイプ は、プロダクトがどこにあり、どのようなアクションが必要かを分類・管理するのに役立ちます。デフォルトでは在庫アプリ ‣ 設定 ‣ ロケーションページに内部ロケーションのみが表示されます。

Odooの7つのロケーションタイプを表示するには、任意のロケーションを選択します。　　ロケーションタイプフィールドに以下があります:

仕入先ロケーション: 仕入先から購買したプロダクトがあるエリアを定義します。ここにある商品は在庫に ありません。
View: used to organize and structure the warehouse hierarchy. For example, the view location WH (short for warehouse) groups all internal locations, such as Stock, receiving docks, quality checkpoints, and packing areas to show they all belong to the same warehouse.

重要
ビュー(照会)ロケーションはプロダクトがあっては いけません が、そこにプロダクトを移動することは可能です。
内部ロケーション: 倉庫内の保管場所です。これらの場所に保管されている項目は在庫評価にて計上されます。
Customer Location: where sold products are tracked; items here are no longer in stock.
在庫ロス: 不足項目を消費したり、在庫を作成したり、不一致の会計処理をするための相手先ロケーション。

In Odoo, examples of inventory loss locations are Inventory Adjustment, used to account for discrepancies during an inventory count, and Scrap, which is where damaged goods are sent to account for inventory losses.

Example
仮想ロケーション/在庫調整`は :guilabel:`在庫ロスタイプのロケーションです。データベースでは`WH/Stock`に`65`個ありますが、在庫を確認すると`60`個であることが分かりました。数量を修正するために、5単位を WH/在庫 から `仮想ロケーション/在庫調整`に移動します。
製造: ここで原材料が消費され、製造プロダクトが作られます。
積送ロケーション: 物理的ロケーション/倉庫間輸送のように、異なる住所間で配送されたプロダクトを追跡するために、企業間または倉庫間オペレーションで使用されます。

注釈

In Odoo, location types are color-coded:

赤: 内部ロケーション
青: ビュー(照会)ロケーション
黒: 外部ロケーション(在庫ロス、仕入先、顧客ロケーションを含む)。

Odooのビュー(照会)ロケーション¶

Odooのデータベースには、ロケーションの階層を整理するための事前設定されたビューロケーションが含まれています。これにより、内部ロケーションと外部ロケーションを区別しやすくなり、状況の把握にも役立ちます。

物理ロケーション は、サブ倉庫や外注先の拠点などの内部ロケーションをまとめるために使用されます。:在庫評価は、プロダクトが内部ロケーションから外部ロケーションへ移動したときのみ変更されるため、Odoo では物理ロケーションを使って社外や輸送中の在庫を追跡し、評価に影響を与えないようにしています。

Example
倉庫 WH と WH2 にあるプロダクトを移動する場合、項目はどちらの倉庫にもありませんが、会社のものであることに変わりはありません。移動中は積層ロケーションタイプの `倉庫間移動`ロケーションに置かれます。

このロケーションはビュー(照会)ロケーション、物理的ロケーション の下にあり、倉庫間輸送 は倉庫の外ですが、会社の一部であることを示しています。これはプロダクトの在庫評価には影響しません。

*取引先ロケーション*は、顧客と仕入先のロケーション(外部ロケーション)をグループ化したものです。これらの拠点への転送は在庫評価に影響します。
Virtual locations are locations that do not exist physically, but it is where items that are not in inventory can be placed. These can be items that are no longer in inventory due to loss, or other factors.