ローン管理¶
Odooのローン管理機能では、会社のすべてのローンのリストを包括的に提供し、将来の満期日を全体的に予測することができます(例:現金予測)。償却スケジュールを設定またはインポートすると、Odooは毎月の利息と元本の調整を自動的に処理し、最小限の作業で常に正確な財務レポートを作成することができます。
新規ローンを作成¶
新しいローンを作成するには、
に移動します。新しいローンを作成する際、償却スケジュールを作成する方法として3つのオプションがあります:サポート済ファイルからインポートする
複数の入力値(例えば、借入額、期間 など) から、計算 ボタンを使用して計算する、
スケジュール明細を手動で入力する。
いずれの場合も、償却スケジュールの各明細には、日付、元本、利息 の3つの異なるフィールドが必要です。
明細の合計が償却スケジュール明細の合計と一致しない場合、借入金額、利息、および 期間 のフィールドは赤色表示されます。
ローン仕訳のメカニズム¶
借入金額が銀行口座に入金されたら、長期口座 (ローン管理設定 タブで定義) に転送します。 その後、ローンが検証されると、常に全体的な見通しと今後の期日を予測できるように、Odooは必要な仕訳を作成します。 長期および短期元本の再分類メカニズムによって、このプロセス全体が完全に自動化されます。
償却スケジュール上の各明細について、Odooは以下の仕訳を作成します:
- 同日付けの支払仕訳で、
元本金を長期勘定に借方記入します;
利息額を費用勘定に借方記入します;
支払額を短期勘定に貸方記入します: これは銀行によって引出される金額です。
- 同日日付の再分類仕訳で、
次の12か月分の元本金の合計を長期勘定に借方記入します;
次の12か月分の元本金の合計を短期勘定に貸方記入します。
前日の再分類仕訳を単純に元に戻す、翌日の 逆仕訳。
この仕組みにより、月次で短期勘定は常に最新の短期支払期日額に更新されます。
ローンの終了¶
デフォルトでは、最後の支払仕訳が登録された時点でローンはクローズします。しかし、手動でクローズさせることもできます(例えば、早期返済の場合など)。クローズ ボタンをクリックすると、ウィザードがローンをクローズする日付を尋ねてきます。この日付以降の全ての仕訳も削除されます。
また、ローンの取消も可能です。その場合、すでに仕訳が完了している場合でも、全ての仕訳が削除されます。
ローン分析レポート¶
By going to
, you can access a report with a pivot view of your ongoing loans. By default, the report shows the principal, interest, and total payment for each year for the loan duration.