スケールを接続する

重要

  • EU加盟国においては、統合デバイスとしてスケールを使用するためには 法的に認証が必要です

  • Odooは、フランス、ドイツ、スイスを含むいくつかの国では認証されていません。これらの国のいずれかにお住まいの場合でも、スケール(秤)を使用することは可能ですが、Odooデータベースとの連携はできません。あるいは、非連携型 の認証済みスケールを入手し、認証ラベルを印刷して、それを Odooデータベースにスキャンで取り込むという方法もあります。

スケールを IoTシステムに接続するには、USB ケーブルを使用します。 場合によっては、接続を完了するためにシリアル-USB アダプターが必要になることがあります。スケールが IoTシステムと互換性がある場合 <https://www.odoo.com/page/iot-hardware>_、追加の設定は不要で、接続されると自動的に検出されます。スケールが検出されない場合は、IoT Boxを再起動するか、:ref:Windows仮想IoTサービスを再起動 <iot/windows_iot/restart> し、:ref:スケールのドライバーを更新 <iot_updating_iot/handlers> してください。

注釈

ドライバーを更新してもスケールが正常に動作しない場合、Odoo IoTシステムとの互換性 がない可能性があります。そのような場合は、別のスケールをご使用ください。

スケールがIoTシステムに接続されたら、以下の手順に従って POS 設定でスケールを設定してください:

  1. POS 設定 にアクセスして POS を選択するか、POS カード上の縦三点リーダボタン () をクリックして 編集 をクリックしてください。

  2. 接続デバイス設定 セクションまでスクロールし、IoT Box を有効にしてください。

  3. 電子スケール フィールドでスケールを選択します。

  4. 保存 をクリックします。

このスケールは、すべての POSセッション で使用できます。プロダクトに重量あたりの価格が設定されている場合、 PoS 画面 でそのプロダクトを選択すると、スケールポップアップが開きます。レジ担当者は、プロダクトの重量を測って、正しい価格をカートに自動的に追加することができます。

電子スケールのダッシュボードビュー(計量中のアイテムがない場合)

Ariva S スケール

Ariva S シリーズスケール(Mettler-Toledo LLC. 製)を IoT システムで動作させるには、特定の設定を変更し、Mettler専用の USB-RJ45 ケーブルが必要です。

重要

Mettler純正のUSB-RJ45変換ケーブル(Mettler部品番号:72256236)を使用する必要があります。正規のケーブルを購入するには、Mettlerまたは販売パートナーにお問い合わせください。その他のケーブルではこの設定では動作しません。

Ariva S スケールを IoT システムで認識させるための設定を行うには、Mettler の Ariva S シリーズ用セットアップガイド の 17 ページを参照し、以下の手順に従ってください。

  1. >T< ボタンを 8 秒間、または CONF が表示されるまで押し続けてください。

  2. >T< ボタンを押して、GRP 3 が表示されるまで進め、次に >0< ボタンを押して確定します。

  3. ステップ 3.1 で、>T< を押してオプションを順番に切り替えて、値が 1 (USB バーチャル COM ポート) に設定されていることを確認してください。

  4. >0< を、3.6 になるまで押してください(表示されている場合。表示されていない場合は次の手順に進んでください)。

  5. ステップ 3.6 で、>T< を押してオプションを切り替え、値が 3 (8217 Mettler-Toledo (WO)) に設定されていることを確認してください。

  6. >0< を(必要に応じて複数回)押して、GRP 4 が表示されるまで続けます。

  7. >T< が表示されるまで押してください。

    重要

    必要でない限り、他の変更は一切 行わない で下さい。

  8. >0< を押します。

  9. もう一度 >0< を押して:guilabel:保存 します。スケールが再スタートします。

  10. IoT Boxを再起動するか、 Windows バーチャルIoTサービスを再起動<iot/windows_iot/restart>`してください。スケールは、以前の表示では`Adam Equipment Serial と表示されていたのが、Toledo 8217 と表示されるようになります。