発送管理システム¶
Odooの*発送管理システム* 機能は、配送の計画と構築に使用されます。主な機能は次のとおりです:
設定¶
発送管理システムを使用するには、以下の設定を完了する必要があります:
車両積載量¶
車両積載量を設定するには
に行きます。次に、新しいカテゴリを追加するには 新規 をクリックし、既存のカテゴリを修正するにはそのカテゴリをクリックします。 名前 フィールドに車両の種類 (例:ピックアップトラック
、バン
、または`貨物トラック` など) を入力します。次に、最大重量 (キログラム単位)および 最大容積 (立方メートル単位)のフィールドに車両の積載量を入力します。

注釈
車両容量の測定単位は、設定 アプリの 測定単位 セクションで全体レベルで割当てられます。

関連項目
車両モデル¶
Odooで車両を追加する際には、車両の車種を設定する必要があります。 車種には正しいカテゴリが選択されていることを確認して下さい。 そうすることで、そのタイプの車両全てに重量と容量が自動的に適用されます。
設定するには、
に移動して下さい。モデル リストから既存のモデルを選択するか、左上隅にある 新規 をクリックして新しいモデルを作成します。次に、関連する カテゴリ フィールドを該当する車両カテゴリに設定します。
関連項目
在庫設定¶
次に、
に移動し、発送管理に必要な機能を有効にします。オペレーション セクションで、バッチ、ウェーブ、クラスタ転送 チェックボックスにチェックを入れ、配送用のオーダのバッチを準備します。
配送 セクションで、配送方法 と 発送管理システム のチェックボックスにチェックを入れます。そうすることで、特定の車両を 配送業者として設定 できるようになります。
倉庫 セクションで、保管場所 チェックボックスにチェックを入れると、配送トラックの荷積みゾーンとして倉庫内の特定のロケーションを割当てることができます。
そして、全ての設定が完了したら、必ず 保存 をクリックして下さい。
配送方法¶
次に、配送方法の設定により、各配送車両を 配送業者 として割当てます。
配送方法を設定するには、
をクリックします。関連項目
配送方法 フォームに、配送方法の名称を入力します。車両の説明やナンバープレート番号など、識別可能な情報を使用することをお勧めします(例: トラック 123-ABCD
)。
配送方法は内部で管理されているため、プロバイダー を 固定価格 または 計算規則に基づく のいずれかに設定します。配送価格の計算方法の詳細については、配送方法 の記事を参照して下さい。
次に、配送プロダクト を設定します。これは、顧客の 配送料 として販売オーダまたは顧客請求書に表示されるプロダクトです。
オプションとして、利用可能 タブで、国、州/都道府県、または 郵便番号プレフィクス を設定して、ローカル配送の範囲を限定することができます。

郵便番号プレフィクス をサンフランシスコの郵便番号に設定した配送方法の例¶
ドックロケーション¶
各ローディングドックには専用のロケーションが必要です。ドックロケーションを作成または設定するには、次の場所に移動します。
。希望のロケーションをクリックすると、ロケーション フォームが開きます。追加情報 セクションで、ドックロケーションである チェックボックスにチェックを入れます。

ドックロケーションである チェックボックスにチェックが入った状態のロケーション設定ページ¶
載積を構築する¶
設定が完了したら、配送業者にオーダを割当て、バッチにグループ化 します。その後、必要に応じて、バッチフォームを設定 します。
プロダクトをグループ化するには、
に移動し、発送済みの配送のリストを表示します。配送業者の割当¶
デフォルトで表示されていない場合は、右上隅にある (設定) アイコンをクリックして、配送業者 チェックボックスにチェックを入れることで、配送業者 列を表示します。
ちなみに
有効にできるその他の便利な列は、郵便番号、配送重量、配送容量 です。
左側のチェックボックスにチェックを入れ、バッチの配送オーダを選択します。次に、明細の 配送業者 フィールドをクリックします。ドロップダウンメニューから、希望する車両の 配送方法 を選択します。確認 というポップアップウィンドウが表示され、バッチに追加されるオーダの数が示されます。 確認 をクリックすると、選択したレコードの全てに対して配送業者が更新されます。

配送オーダ2件に対して、配送方法 トラック 1-MER-001`が :guilabel:`配送業者
として設定されています。¶
バッチを作成する¶
配送業者を設定したら、チェックボックスにチェックを入れ一括転送またはウェーブ転送にオーダを追加します。
注釈
配送オーダがすでに一括転送に割当てられている場合、ここで一括転送を割当てても、更新はされません。
次に、 アクション ボタンをクリックし、バッチに追加 または ウェーブに追加 のいずれかをクリックします。ポップアップウィンドウで、追加先 が 新規 [一括/ウェーブ] 転送 に設定されていることを確認し、確認 をクリックします。

配送オーダは、ウェーブ転送にグループ化されるように選択されます。¶
代替のバッチ作成方法¶
バッチを作成する別の場所は、配送オーダ カードで、 (3つのドット) アイコンをクリックします。表示されるドロップダウンメニューで、バッチを準備 をクリックします。
アプリに移動し、注釈
:guilabel:`輸送管理`ドロップダウンメニューには、車両管理用の他のツールも含まれています。
バッチ管理: バッチのリストを開く
ドック配車管理: スケジュールされたバッチオペレーションの週次カレンダを開く
ルート別バッチ: フルフィルメントルートごとにグループ化されたバッチのカンバンビューを開く
カレンダ: スケジュールされた作業の時間単位カレンダを開く
統計: 一括転送のピボットテーブルを開く

バッチフォーム¶
一括転送フォームに以下の項目を入力して下さい:
担当:ピッキングに割当てられた従業員。 * どの作業員でも* このピッキングを行える場合は、空欄のままにして下さい。
オペレーションタイプ: ドロップダウンメニューから、ピッキングが分類されるオペレーションタイプを選択します。
計画日: :guilabel:`担当者`が出荷ロケーションへの転送を完了する日付を指定します。
ドックロケーション: 積載場所を選択します。
車両: 車両を選択すると、車両カテゴリ が自動入力されます。
車両カテゴリ: オーダが 車両の容量制限 を超える場合に表示します。
Example
容量が限界に達しているため、容量 バーはグレー表示になっています。

配送ルートを準備する¶
ドライバーが準備できるように、バッチまたはウェーブの上部にある 地図 ボタンをクリックして、配送先を地図上に表示します。個々の配送オーダを選択すると、その場所が特定されます。
注釈
地図 ボタンは、進行中 ステータスの転送に対してのみ表示されます。

さらに、Googleマップで見る ボタンを使用して、倉庫から配送先までのルートを生成します。
